リハビリ専門院 整体ラボ悠 の日記
-
交通事故を目撃。
2016.03.09
-
今日は、いつも機能訓練に行っているデイサービス前の交差点で
車と車の交通事故がありました。
店の中で歯を磨いていて、「どぉぉん」という大きな音がしたので、
外を見ると、
交差点中央で白の軽自動車が赤の軽自動車に横から追突されていました。
(車種は伏せておきます)
雨だったので視界が悪かったのか、不注意が原因だったようです。
あとからパトカーが来て、事情聴取していました。
利用者さんの送迎車輌が入ってくるので、
事故車両の停め場所に心配しましたが、大丈夫でした。
ここで、
交通事故にあったときのメモを述べておきました。
(一応これでも、前の整骨院では、「交通事故専門士」という資格をとりました、
民間のNPO資格で、初級ですけどね。笑)
* 交通事故専門士はNPO法人ジコサポの認定資格です。
まず、交通事故の被害者になったら必ず行ってほしいこと。
① 警察へ連絡
交通事故証明書は保険金請求に必要ですし、
警察への通報は法律で義務付けられてます。
② 相手(加害者)の確認
自動車のナンバー、運転者の免許証、車検証、保険証、
強制保険(自賠責保険)の保険会社、任意保険の保険会社など
交通事故証明書で相手を確認することも可。
③ 現場の証拠保存
自動車を移動させる前に写真を撮っておく
双方の物損状況や状況を保存
④ 記録を残す
目撃者の名前・住所・電話番号を教えてもらう。
⑤ 病院で診察を受ける
事故後は軽いけがでも必ず診察を受ける
病院の診断書などを後日警察署に提出しないと人身事故として扱われないので注意。
⑥ 保険会社へ連絡
自分が加入している保険会社もしくは代理店に電話する。
その他、詳しいことは「交通事故専門院」とか「交通事故を取り扱っています」といった、
整骨院などのHPを参考にするといいと思います。
ここでは、ちょっと違った視点からのアドバイスを少し。
まず、①について
これは必ずした方がいいと思います。
その場で警察を呼ぶほどの事故でもなく、かすった程度だったとしても、
車輌がレンタカーだった場合は、レンタカー会社の保険を使用する際に、
事故証明書などが必要で呼び出されることもあるので注意です。
次に、②について
相手が任意保険が入っているかどうかは今後の保険請求に大きくかかわってくるので、
重要です。
そして③。
一般に証拠保存として現場の写真はとても有効ですが、それだけでは不十分なことが
あります。
それは相手の言い分です。
言った、言わないの世界なので録音しておくことも必要かもしれません。
私の知人から聞いた話では、
事故当初は、たいした損傷もないし、穏やかに対応してくれていたのに、
いざ賠償の時になると、車輌に積んでいた機器が損傷していたので賠償しろだとか、
隣に乗せいてた母が痛むというので、東京の病院に診てもらうための旅費を出せとか、
ふっかけられることがあったそうです。
なので、どんな状態なのかを聞きだして、録音しておくことも一つの手だと思います。
その他に、
任意保険を使って治療院を利用する際に。
任意保険の中に、弁護士特約の有無を確認しておくことも大切です。
通院期間に関しての保険会社とのやりとり、相手方との賠償についてのやりとり、
治療方法、治療費の分担などさまざまなやり取りを保険会社とすることになります。
まだ、自分の保険会社とのやり取りならこちらが「お客様」なので負担は少ないですが、
相手の保険会社とのやり取りとなると、むこうはあの手この手を使って支払う保険金を
引き下げようとしてきますので、精神的負担が大きいものです。
特に事故による身体的苦痛があるのに、毎度毎度のやり取りで精神的に疲れるケースが
多いです。
そんな時、自分に代わって交渉してくれる弁護士を雇えるのかどうかというのが、
弁護士特約です。
また通院期間としては三カ月以上可能ですが、
治療院は喜びますが、保険会社は喜ばないので、
自分の体調と判断して、通院期間を決めてなるべく三カ月程度で切ることが望ましいと
私は考えます。
また、通院して治療方法に納得がいかない場合は、早々に他の治療院を探すか、
セカンドオピニオンなども考慮するのがいいと思います。
ちなみに、ここまで書いておきながら、
当ラボは保険を取り扱わないため、交通事故であっても実費とさせていただいています。
(だからこそ、裏ネタ的なこともかけるのかも。苦)
患者さんの中には、降車時の転倒の場合に生命保険会社さんとの了解を得て、
実費での治療を立替という形で利用してくれている患者さんもおられますが。
任意保険を使った交通事故の治療ということであれば、
交通事故専門に取り扱っている治療院を探すことをおすすめします。