リハビリ専門院 整体ラボ悠 の日記
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久しぶりに難い書籍を読むことに。
2016.01.08
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去年の暮れに、患者さんからお借りした書籍を正月を通して読むことに。
最近、あまり活字を読む機会がなかったから、読めるか不安だったけど(苦笑)
社会人になってから活字から遠ざかっていたもので、
どうしても自己啓発系の書籍になってしまうんですよね。
今回は『アメリカの鏡・日本』という政治・歴史の書籍にチャレンジ。
今まで、日本が第二次世界大戦を始めたこと、負けたこと、
に対して正しい知識もなく、
ただ教科書的に学び、「戦争は愚かなものだ」という考えだけで
物事を考えてきたように思う。
そんな中、この本はマッカーサー指令の側近であり、アメリカ人の視点から、
日本がなぜ戦争を始めたのか、
そして日本人が「好戦的な民族」として世界で煽られたのか、
を(日本を擁護するというわけではないが、)冷静に
当時のアメリカの思惑と日本情勢について書かれている。
2年前、沖縄県のひめゆりの塔を訪れたこと、
書籍・ドラマ・映画にもなった「永遠の0」でも、
戦争についての考え方が変わった。
私たちはたんに教科書的に歴史を学ぶだけではなく、
その当時の人々の想いも一緒に知る必要があるのだと、
考えさせられる年末年始でした。
